定植後45日のハウストマト

<>ウエブリブログ事務局のまーささんから、里山暮らし備忘録開設8周年のご連絡をいただきました。
早いものです。白井市平塚の里山に足を踏み入れて19年になります。
最初はよそ者扱いでなかなか受け入れて貰えなかった時期もありましたが、地元住人の方々との個人的な信頼関係が築け、里山保全活動を通じて毎日充実した日々を過ごしています。
ブログを始めた当初は頻繫にアップしていましたが、齢と共に回数が減り、備忘録の用をなしていません。反省しています。

前回のアップから45日後4月30日のハウストマトの様子をアップしました。
微生物の働きを最大限に生かした栽培で葉も生き生きと健康で一段目は大玉トマト4~5個なっています。
すでに3段目に実が着き始め、5月下旬には一段目が赤く熟し収穫期に入ります。
努力の甲斐があって今年は過去最高の出来栄えと期待しています。

この備忘録は農作業を中心に去年の今頃はどうであったかと短いスパンで振り返り活用していましたが、改めて8年前を振り返り、高齢者の時の移り変わりの早いことに驚かされています。
今年は傘寿80歳になります。今の生活が元気で長く続くように、好奇心を持って、今一度ギアーチェンジして頑張ります。


定植後45日のハウストマト


画像


画像


画像


画像

ハウストマトの苗が入荷

今年もハウストマトの栽培が始まりました。年齢を重ねるに従い、手作業の農作業が厳しくなってきましたが、手塩にかけて日々成長する姿に生きがいを感じ頑張っています。
年々改良を加え、味にこだわった究極のおいしいトマトを目指して挑戦しています。
微生物の働きで有機肥料のぼかし肥料で無農薬で安心安全なトマトを目指しています。
これから1ヶ月半、保温用シルバーシートの開け閉めで温度管理に細心のケアーが必要です。
農業は手をかければかけただけ結果が得られます。


サンロード接ぎ木苗入荷

画像


苗の定植


画像



保温用トンネル


画像


夜間保温用シルバーシート

画像

下手賀沼堤防野焼き

下手賀沼の冬の風物詩、堤防の野焼きが大規模に実施されました。快晴で強風の中乾燥した草が勢いよく音を立てて燃え広がりました。
消防車を配置して署員の管理のもと公に実施されたものです。
昔は里山の至る所でこのような野焼きが見られましたが、野焼きが禁止され最近では見かけることがありません。
害虫駆除の観点からも農作業の冬の作業としてごく当たり前に行われていました。
来るべき春に向けた準備作業が動き始めたと感じ、これからの農作業の段取りを頭の中で整理しながら帰途につきました。


画像


画像



画像























新年初仕事は切り干し大根

昨年末から年明けにかけ乾燥した晴天に恵まれ畑の野菜は乾ききっています。

畑の大根も葉が枯れて寒さに耐えかねて地表部分から腐ってきます。

食べきれない大根を無駄にしないように切り干し大根にして保存食とします。

乾燥した晴天に北風が吹けば真っ白のきれいな切り干し大根に仕上がります。

今日は、大きくなった大根6本を切干突きと言う道具で細く切り、陽当りが良く風通しの良い場所に干しました。

この条件がそろえば2日できれいな切り干し大根が完成します。

太陽のにおいがする健康食品に変身します。先人の知恵に感謝!

大根を細く切る切干突

画像


干し台に広げた細切り大根
画像

黒豆収穫作業

休耕田での黒豆栽培が年末にかけて最後の追い込みをかけています。

お正月のお節料理に欠かせない黒豆は多くの方々が心待ちにしています。
今年は異常気象の影響で生育が遅れて間に合わないと思い、畑で乾燥するのを待たず、早めに莢を収穫してハウスで乾燥することにしました。

乾燥した黒豆を棒で叩き脱穀し、細かいごみを篩で落とし、昔ながらの竹で編んだ箕で殻を除き仕上げます。

さらに乾燥させて選別して完成させます。
全て昔ながらの手作業で手間暇かけるため、多くの農家でも栽培する人が少ない状態です。

品種は丹波黒で粒が大きく、御節の中でも存在感があります。

厳しい自然環境の中、収量は例年の半分ですが収穫できたことに満足しています。
何とか正月に間に合いそうです。

ハウス内で乾燥させます
画像

脱穀したものをふるいにかけます

画像

昔ながらの箕で殻を取り除きます

画像

さらに乾燥、選別して完成となります
画像

発酵食品沢庵漬け仕込み

12日間の天日干しで干し大根が完成しました。

真冬の寒さに戻った今日、寒さに震えながら沢庵漬けに挑戦しました。山形県出身の女性から教わった田舎漬で素朴な美味しい沢庵です。

たっぷりの米ぬかに塩、ザラメ、唐辛子、昆布、乾燥した果物の皮を混ぜてぬか床を作ります。
漬物樽に干し大根とぬか床を交互に詰め込み、最後に30kgの重石をして完了。

約10日で水が上がると重石を軽くしてさらに2週間漬け込んで発酵を促進して完成します。

味噌や沢庵漬けと言った昔ながらの発酵食品を自家製で作ったものは手前味噌ながら最高に美味しい物です。


干し大根20本14kg

画像


ぬか床づくり準備


画像


仕込み1段目
画像


ぬか床充填

画像


完了

画像

今年も矢張り沢庵漬け

;
今年9月に種をまいた大根が順調に生育していたところ10月の台風24号の風と塩害で全滅しました。直ぐにまき直した為に例年よりも大幅に遅れてしまいました。

毎年続けてきた沢庵漬けも今年は一旦見送ることにしました。
ところがその後あたたかい日が続いたためここにきて大きく成長していました。

これを見て急に気が変わり今年もやろうと早速取り掛かりました。

大根の収穫、水洗い、2本づつ葉を藁で結束、風通し陽当りの良い畑の一角に干しました。
約2週間干して干し大根を完成させてつけこみます。

農事歴に従い四季それぞれの作業をこなしている中で、一つ欠けると何かやり残し感が残って年を越すことになります。これで安心してとしをこせます。


大根の収穫

画像水洗い

画像


天日干し

画像

初冬の手賀沼第二干拓地

千葉県北西部下手賀沼に広がる第二干拓地は見渡す限りの田園風景が広がっています。
千葉ニュータウン中央に近く北の方に筑波山が望めます。

この地がお気に入りでよく運動のためウオーキングコースとして利用しています。

初冬の快晴の日和に久しぶりに訪れ、4㎞のコースを歩き爽快な気分で過ごせました。

収穫の終わった田圃はすでにトラクターで田起こしを終えた田圃と刈り取り後二番穂が大きく育ち、実の入った稲穂が立派に育った田圃が混在していました。

温暖化のおかげで米の二期作が現実味を帯びてきました。

今では米余り現象でそこまでやる人はいませんが、調べてみると昭和の初め下総地方で米の二期作が行われたようです。

戦時中に食料難を体験した者として立派に実った二番穂のお米をもったいないとの思いを強くしました。

しかしこのお米も冬の餌のない時期に野鳥の餌として無くてはならないものと思えば役立っているのだと想いながら後にしました。


千葉ニュータウン中央を望む

画像


遠く筑波山を望む

画像


立派に育った二番稲穂田圃

画像




画像


画像

百日草が秋に満開

毎年春に畑の片隅に百日草の種をまいて花を楽しんでいます。色とりどりの花が咲き、花持ちがよくながく切り花として楽しめます今年もきれいに咲き誇りました。

秋になり花の盛りを過ぎたので仮払い機で刈り取りましたが、零れ落ちた種が再び発芽して成長してきました。

例年ですと気温が下がり花が咲くことがあまりなかったのですが、今年は11月に入っても気温が高く再び満開となりました。

皮肉にもこぼれた種のほうが見事に咲いたため来春は種まきをやめて、耕してこぼれた種が発芽したもので花を咲かせようとかんがえています。

冬野菜が大きく育った畑で百日草が満開というのも、異常気象のせいだと、複雑な思いをしています


画像


画像


画像




画像

黒豆の枝豆

谷津の休耕田で黒豆の栽培を10年近く続けてきました。
今年は異常気象と塩害の影響を受けて出来が悪く、約10日遅れで黒く色づき始めました。
品種は丹波黒で大粒で枝豆で食べると美味しく病みつきになります。
今年の豆は見てくれが悪く粒が不揃いで心配しましたが、味は問題なく毎日食べて楽しんでいます。
実りの秋を堪能しています。


画像


画像


画像


画像

干し柿づくり

今年は異常気象や台風による塩害で農作物に大きな被害がありました。
葉物野菜が台風による塩害で枯れて、まき直しを余儀なくされて大幅に生育が遅れました。
柿の木も葉が枯れて例年よりも小ぶりの実となりました。
今では誰も見向きもしない渋柿がひと手間かけると干し柿となり甘く美味しい健康食品に変身します。
もったいなくて今年も干し柿づくりに挑戦しました。
過去にはカビをはやして失敗したため、今回は皮をむいてから熱湯消毒して万全を期しました。
太陽の光を浴びて徐々に黒く甘く変身する姿は自然の力の偉大さを実感します。
良くも悪くも自然の力に人間の暮らしが大きく左右されていることに変わりはありません


画像


画像


画像

手賀沼・コブハクチョウ続編

今日は秋晴れのような爽やかな快晴の一日でした。手賀沼干拓の何時ものウオーキングコース散策中、久しぶりにコブハクチョウの一家と出会いました。

9日ぶり出会いで雛たちの成長の早さに驚かされました。
卵から孵化したばかりの雛からハクチョウに成長して、親と一緒に水中に首を入れて真菰の根を食べていました。
しかしよく見ると前回7羽いたのが6羽しかいません。自然界で生きていくには、危険と隣り合わせで外敵に襲われたのかもしれません。

コブハクチョウは留鳥で餌付けされて、人が近づいても全く警戒することがありません。
このまま無事に成長することを願いつつまたの出会いを楽しみにしています。


大きく成長していました

画像


画像


7羽いたのが6羽しか確認できません

画像


水中に首を入れて食事中

画像


手賀沼・コブハクチョウの雛誕生

手賀沼第1干拓地周辺の広大な田園地域を週3日程度、ウオーキングコースとして利用しています。
沼沿いの農道を歩いているとこの時期、見渡す限りの田圃で田興し、畦塗、灌水、代搔き、田植えと農作業がすべて機械によってスピーディー進められている事に気づかされました。
昔この作業が手作業でされていた時代に想いを馳せて、いかに過酷だったかと思い描きました。
今では田植えも終わり瞬く間に緑のじゅうたんのような景色が広がってきます。
これだけ広大な土地に水が張り巡らせた環境は生物多様性の保全や気候にも大きな影響を与えていると思われます。
この時期沼辺を歩いていると毎年コブハクチョウの雛が誕生して親子で回遊している姿が見られます。
今年も7羽の雛がかえっていました。
毎年新しい命の誕生を見る事が楽しみです。


田植え時期見渡す限りの水田
画像


親に見守られて雛のデビュー

画像

今年の誕生は7羽
画像


成長が早くすぐに親と同じ体格になります
画像

山椒は里山の季節の恵み

里山は季節の移り変わりに様々な恵みをもたらせてくれます。日本の昔からの食文化は此の里山自然から得られた食材を有効に活用してはぐくまれてきたと言っても過言ではないと思います。
春の訪れを知らせてくれる蕗のとうに始まり筍、土筆(つくし)、山菜、蕗と食を通じて里山の季節の移り変わりを実感してきました。蕗のさわやかな食感を楽しんだこの時期に山椒の実が収穫できます。
小鳥が実を食べて糞とともに森の到る所に種を運んで山椒の木が広がっています。
若葉のころは筍の最盛期で木の芽和えなど筍料理には欠かせない存在です。我が家では毎年山椒ちりめんを作り楽しんでいます。酒、みりん、薄口醤油で煮詰めて作ります。京都の老舗に負けない出来栄えです。里山では食を通じて季節の移り変わりを感じることができます。この自然環境を保全して後世に残すこと事が大切です。


森の中の山椒の木
画像


7粒前後固まって点在
画像


鋭いとげに注意しながら採取
画像


採取後の実を掃除

画像


山椒ちりめんの完成
画像




気候変動による温度差でハウストマトに異変

;今年は季節外れの夏日や寒冷前線の南下による低温と、めまぐるしく気温が乱高下しました。
その度にハウストマトの温度調整に追われて目が離せない状況が続きました。
トマトもこの気候変動に体内時計が狂ったのか、例年より1週間以上早く色付き始めました。
しかも例年だと1段目から始まり2段目3段目と順次実をつけて5段目から6段目が実を付ける頃に1段目が色付くところが今年は3段目にやっと実がついた段階で色付き始めました。
過去の記録を調べてもこのような事例が無く、これから先の展開が予測できません。トマトに限らず多くの農作物にも変化があるのではないかと懸念されます。
過去の農事歴を見直さなければならない気候変動がすでに始まっているのかもしれません。


画像

画像

画像

手賀沼のコブハクチョウ

手賀沼には餌付けされた多くのコブハクチョウが観察できます。この白鳥は留鳥で人が近づくと餌をもらえると思い近づいてきます。
毎日大量の食パンや餌を与えている人がいます。白鳥に蒔いた餌をカモメの集団が横取りに来て、一寸したバトルを繰り返しています。
この白鳥の中に一羽片足が骨折して、背中に折れ曲がった白鳥がいます。何とかこの一羽を捕獲して治療したいが方法が見当たらないと世話をしている人が心配していました。
心無い釣り人が足を絡ませたのが原因とのことでした。
人々の心を癒してくれる優雅な白鳥の世界にも人災で苦しんでいる鳥がいることを知らされた一日でした。


画像

画像
画像

冬の風物詩切り干し大根

冬大根は寒さに耐えながら大きく、太く成長しています。青首大根の青い部分は寒さに耐えながら糖分を蓄え驚くほど甘くなっています。
更に寒くなると表面の青い部分の皮が剝がれ、地表から出た部分が腐ってきます。

食べきれなかった大根を無駄にしない為、昔ながらの切り干し大根にして保存食として加工しました。

太陽光と寒風で大根の旨みと栄養を凝縮した切り干し大根は日本古来の健康食品です。

天気予報を見ながら当分この作業を繰り返します。人参も同じ方法で加工して切り干し人参として保存します。

今年も一年農事暦に従い、里山暮らしを楽しみ、季節の移り変わりを体感しながら元気に過ごせればと願っています


切り干し突で大根を細切り
画像


自家製の干し台に薄く広げる

画像


大根8本分を干す

画像

沢庵漬け

干し大根が約2週間で適当な柔らかさに干し上がりました。山形県のおばさんに教わった素朴な田舎漬けの沢庵にはまり、毎年漬けるようになりました。
今回は写真で漬け方を紹介しますので、興味のある方は挑戦してください。

①準備として容量に合わせた漬け樽と漬物用ビニール袋を用意します。
②干し大根の茎を少し残し葉をカットします。
③米糠をベースにした漬け床を作ります。
 干し大根の重さの20%の米糠、5、5%の塩、0、6%の赤ザラメ、0、2%の昆布、赤唐辛子干し大根1㎏当た り2本、果物の皮(林檎、柿、蜜柑等の乾燥したもの)3%。これらを良くかき混ぜて漬け床として準備します。
④セットした漬け樽に最初に2㎝ほど③の漬け床を敷きます。
⑤漬け樽に沿って干し大根を曲げながら隙間のないように敷き詰めます。真ん中の隙間に大根葉を丸めて詰め ます。
⑥③の漬け床を大根が見えなくなるように敷き詰めます。この繰り返しで最後に残った葉を敷き詰めて完了。



画像



画像


画像


画像


画像


画像


最後に重石を載せて完了。
重石は干し大根の重さの2倍以上必要です。干し大根10㎏以下の場合は20㎏程度の重石が必要です。
10日前後で水が上がってきますが、水揚げ後は重石を半分くらいにします。
画像


水が揚がった後約2週間程度で食べることが出来ます。

ブログ復活 渋柿の渋抜き 干し大根

9月初めに強烈な腰痛に見舞われ約1か月治療に専念し、その間畑は荒れて草が生え放題となりました。
歳を考えず頑張りすぎてこの始末、大いに反省しました。

心配した落花生も草にも負けずほぼ例年並みの収穫ができて安心しました。

秋冬野菜の植え付け準備が迫り、治療を続けながら何とか例年通り約25種類の植え付けを完了しました。
植え付けが遅れた分、季節外れの台風の被害も免れ、その後順調に生育しています。

畑の片隅に植わっている大きな渋柿も今年は当たり年で立派な実が収穫できました。
最近は渋柿などは見向きもされませんが、もったいなくて干し柿にしていました。
今年は干し柿ではなく、「へた」を焼酎に漬け渋抜きをすることにしました。初めての試みで未だ成否は約10日後でなければわかりません。

沢庵漬けの準備として大根30本を天日干ししました。15日ぐらいで干し上がる予定です。山形地方の田舎漬けで市販品では味わえない味と歯ごたえで、毎年冬の食卓になくてはならないものです。
手間暇かけたスローフードにこだわっています。


収穫した渋柿

画像

へたを焼酎に漬ける

画像


ビニール袋にへたを上にして並べる
画像

大根を2本ずつ藁で束ねる

画像


日当たりの良いところに吊るす

画像


畑全景

画像

黒豆畑に有毒害虫マメハンミョウ出現

農業は自然が相手とよく言われるが、気候、害虫、害獣等様々な課題と向き合わなくてはなりません。

今年の梅雨は雨が全く降らず、落花生の発芽が遅れたり、黒豆の定植時期には乾燥と高温で立ち枯れてしまいました。更に定植後の黒豆の若葉が野兎の食害に会ったり、次々に問題が発生しました。

ここにきて雨が降り続き、恵みの雨でいっきに作物の成長が加速しました。同時に草の成長がより早く草との戦いが続きます。

畑は毎日の見回りが大切です。
黒豆畑に有毒害虫のマメハンミョウが集団で若葉を食べていました。見る間に葉脈だけになります。

この虫の体液に肌が触れると水膨れになります。この虫の特徴は一か所に大量に集まりその周辺の葉を食べ尽くします。
地元農家の方に教わり、家庭用殺虫剤をかけると、即効性がありました。




現在の落花生畑
画像


現在の黒豆畑

画像


マメハンミョウの食害状況

画像

画像